息子に「一歩進んだね」って言われた日

私的成功

the visionから帰ってきて、家族に夢を語ってみた

THE VISION合宿から帰ってきて、僕は真っ先に息子にビジョンを語った。

「宇宙に行く」「YouTuberになって金の盾をもらう」「プライベートジェットを買う」

正直、我ながら大きく出たなと思う話だった。でも息子は「えぇ?」って驚いた顔から、みるみるワクワクした表情に変わっていった。

その顔を見て気づいた。大人が本気でワクワクして夢を語ると、子供も一緒に輝くんだ。

「カンタの父ちゃん、YouTuberになるんだよね?」

事件は次の日に起きた。学童に息子を迎えに行くと、息子の友達が駆け寄ってきてこう言った。

「カンタの父ちゃん、YouTuberになるんだよね? 教えるから日曜日遊びに行っていい?」

——正直、ドキッとした。

この一瞬に感じた怖さの正体は、たぶん「評価される怖さ」だったと思う。まだ何も始めていないのに、子供や親たちから「口だけじゃん」って思われるかもしれない。有言実行できるかどうか分からないことを、子供の前で言ってしまったという不安。

でも、その怖さを感じた次の瞬間、もう一つの気づきがやってきた。

制限する必要はない。

だから自信を持って言った。

「やるよ、すごいでしょー」

子供は制限をかけない。だから輝く

よくよく話を聞いてみると、息子のクラス30人のうち3人がすでにYouTubeをやっているらしい。

子供ってすごい。やりたいことに、大人みたいに「でも」「だって」をつけない。大人がウジウジしていつまでもできないでいることを、子供はパッとやってしまう。

その日、僕は好奇心に従って人生を楽しむということの意味を、初めて肌で理解できた気がした。

家に帰ってすぐ、チャンネルを開設した

その勢いのまま、家に帰ってすぐに宇宙に行くまでの軌跡を記録するYouTubeチャンネルを開設した。息子の友達——僕にとってはYouTubeの先輩でもある——チャンネルにも登録した。

次の日、学童でその話をしていたら、周りの子供たちまで僕のところに集まってきた。一瞬「やべえ、収集つかない」と思ったけど、同時にこうも思った。

夢を語ることで、自分のエネルギーが周りの人を引き寄せたんだ。

「父ちゃん、確実に一歩進んでいるね」

学童からの帰り道、車の中で息子がぽつりと言った。

「父ちゃん、もうYouTube開設したんだね。確実に一歩進んでいるね」

この言葉が、今回の一番の宝物だった。

夢が一歩ずつ前に進んでいることを、誰よりも近くで見ている息子が実感してくれている。息子に尊敬される。息子に自慢される。こんなに嬉しいことがあるだろうか。

好奇心に、制限をかけない

今回気づいたのは、夢を語ることへの怖さの正体は「評価」だということ。そしてその怖さは、行動を止める理由にはならないということ。

子供たちは教えてくれた。やりたいことに理由をつけて制限する必要なんてない、と。

38歳の会社員が、宇宙に行くと言い出した。荒唐無稽に聞こえるかもしれない。でも、その一歩を踏み出したことで、息子は輝き、学童の友達とつながり、周りにエネルギーが広がった。

好奇心に制限をかけない生き方は、きっと自分だけじゃなく、隣にいる誰かも輝かせる。

次の一歩も、ちゃんと見せていきます。

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